06 Oct 2026 - Masachika Kuwabara
2026年10月6日、Japan Datadog User Group Meetup #22を大阪で開催しました。 今回はJDDUGとして関西エリア初の開催です。「Datadogコミュニティの盛り上がりを、関西でも作りたい」という想いから、ついにJDDUG 関西が始動しました。 会場はグランフロント大阪のgusuku Ashibinaa OSAKA(株式会社アールスリーインスティテュート様)にご提供いただき、現地参加のみの開催で、Datadog導入の進め方や学び方、社内標準化、Workflow AutomationやSkillsの活用などについて知見を共有しました。
会場をご提供いただいた株式会社アールスリーインスティテュート様、ありがとうございました!

今回の発表/LTは計6本です。

akippa株式会社の奥中 将太さんより、リアーキテクチャで「動かす基盤」が整う一方、閉じたままだった「見る基盤」をどう開いていったのかをお話しいただきました。Datadogを入れるだけで終わらせず、各メンバーが使い始めるための取り組みなど、オブザーバビリティの民主化に向けた第一歩の事例をご紹介いただきました。
リアーキテクチャ後も残っていた属人化や権限・メトリクスの不足をDatadogで解消し、Bits AIやドキュメントのおかげで業務委託のメンバーも含めてスムーズに使い始められたそうです。
一部の人だけではなく、みんなで改善点を探せる「オブザーバビリティの民主化」を目指すという姿勢が印象的でした。

Datadog Championで株式会社ヌーラボの吉岩 祐貴(iwa)さんより、AI、公式教材、イベント、ユーザーコミュニティ、書籍という切り口でDatadogの学び方をご紹介いただきました。知識を得るだけでなく実践して自分のものにすること、そして得た実践知を周囲へ還元し、個人から組織へ学びの循環を広げる取り組みについてお話しいただきました。
断片的な知識を体系的な理解に変えていくこと、そして組織にDatadogを広げる取り組みとして、機能ごとのエキスパートを任命したり、チャンピオンがフォロワーを育てて新たなチャンピオンを生み出したりしているそうです。こうして学びの循環を作っていくというお話が印象的でした。

西日本旅客鉄道株式会社の大島 一楓さん、株式会社JR西日本ITソリューションズの大谷 武志さんより、クラウド移行の増加に伴いDatadogの利用が広がる中で、CCoEチームがこれまで取り組んできたことと、そこから見えてきた社内標準化に向けた課題を共有いただきました。
煩雑になりがちな契約をCCoEで統合し、Orgを活用して利用コミットを効率化したことや、予算と利用のバランスをとるためにトライアルのフローを整備したことなど、具体的な工夫を共有いただきました。 属人化していた監視フローをDatadogで改善し、多くの関係者が使えるようになったというお話が印象的でした。

Datadog Japanの逆井 啓佑さんより、ローカルCLI、IDE、デスクトップアプリ、リポジトリ、LLMプロバイダーなどにまたがって動くコーディングエージェントの軌跡をとらえ、その動きを制御するTrajectoryについて解説いただきました。
AI Guardなどを使って、コーディングエージェントの危険な振る舞いを検知・ブロックするデモが印象的でした。

京セラコミュニケーションシステム株式会社の古澤 晴希さんより、標準のSlackインテグレーションやWebhook通知では難しい通知内容の細かなカスタマイズを、Datadog Workflow Automationで実現した事例をご紹介いただきました。
Slackを通知を見るだけの場所から、そのまま復旧対応まで行える場所へと変える工夫が印象的でした。

株式会社ファブリカコミュニケーションズの木谷 砂知さんより、導入初期でメンバー間のDatadog理解に差があり、ダッシュボード構築のハードルになっていた課題を、Datadogに追加されたSkillsの機能で改善・効率化した事例をご紹介いただきました。
AI機能を上手に活用しながら導入を進めている点が印象的でした。
JDDUG meetup #22@大阪は、関西初開催にふさわしく、Datadog導入の第一歩から学び方、組織での標準化、コーディングエージェントの可視化、Workflow AutomationやSkillsの活用まで、幅広いテーマが集まる会となりました。
ご参加いただいたみなさま、登壇者のみなさま、そして会場をご提供いただいた株式会社アールスリーインスティテュート様、改めてありがとうございました! 関西のDatadogコミュニティを、これからも一緒に盛り上げていきましょう!
集合写真